パーティションイメージでバックアップ


(0)まえがき

  • 自宅LANを構築しサーバーを運営してきたが、システム全体をLAN内の他システムへバックアップするよいフリーソフトがなかったので実施していなかった。しかし、KNOPPIXに収納されている「Partition Image」が、NFSを使って他システムへパーティション単位でバックアップできるとのこで挑戦することとした。
  • 保存先は、IP電話用に立ち上げた「trixbox」マシンを使用する。


(1)KNOPPIXの立ち上げ

boot:knoppix 3 noswap




      図1−1 「knoppix」CDブート
  • 今回はKNOPPIX 4.0を使用する。
  • CDドライブに「KNOPPIX」CDをセットし起動。
  • boot:を表示したらCUIでswapなしを指定する。

(2)ネットワークの設定

# netcardconfig






      図2−1 ネットワーク設定
  • ネットワーク設定コマンド「netcardconfig」により設定画面が表示される。
  • 「Use DHCP broadcast?」=「No」
  • 「IP Address」=「192.168.0.6」
  • 「Network Mask」=「255.255.255.0」
  • 「Broadcast Address」=「192.168.0.255」
  • 「Default Gateway」=「192.168.0.1」
  • 「Nameserver(s)」=「192.168.0.1」

(3)NFSサーバーの設定
# mkdir /home/kazuyoshi/bkup-vectra

# vi /etc/exports

/home/kazuyoshi/bkup-vectra 192.168.0.0/255.255.255.0(rw,no_root_squash)



       図3−1 編集画面

  • バックアップ保存先ディレクトリ作成。
  • 設定ファイル「/etc/export」を編集する。
  • 保存先NFSにフルアクセス許可するIPアドレスを指定する。「no_root_squash」はセキュリティ上好ましくないが、バックアップ時のLAN内のみの許可とする。(この指定が無くNFSにアクセスできないエラーがあった)
  • (注)表示欄の都合で2行以上に別れているが、実際は改行なしの1行

# /etc/rc.d/init.d/nfs start




     図3−2 NFSサーバー起動
  • NFSサーバーを起動する。

(4)NFSクライアントの設定

# mkdir /mnt/pub

# mount -o rw,nolock -t nfs 192.168.0.10:/home/kazuyoshi/bkup-vectra /mnt/pub



     図4−1 NFSクライアントの設定
  • マウント先のディレクトリ作成
  • NFSサーバーにマウント(実際は1行)
  • (当初「nolock」を指定していなかったので、バックアップ途中で”image file is locked”というエラーが発生した。)

(5)バックアップ
# LANG=C
# sfdisk -l

Disk /dev/hda: 13328 cylinders, 15 heads, 63 sectors/track
Warning: The partition table looks like it was made
for C/H/S=*/255/63 (instead of 13328/15/63).
For this listing I'll assume that geometry.
Units = cylinders of 8225280 bytes, blocks of 1024 bytes, counting from 0

Device Boot Start End #cyls #blocks Id System
/dev/hda1 * 0+ 760 761- 6112701 83 Linux
/dev/hda2 761 783 23 184747+ 5 Extended
/dev/hda3 0 - 0 0 0 Empty
/dev/hda4 0 - 0 0 0 Empty
/dev/hda5 761+ 783 23- 184716 82 Linux swap / Solaris

      図5−1 パーテーションの確認
  • バックアップするディスクの使用状況を確認。
  • hda1のパーテーションをバックアップする。

# partimage


    図5−2 パーテーションイメージの起動
  • Partition Imageを起動する。


図5−3 トップメニュー
  • バックアップ対象のパーテーションを選択。
  • ここではhda1。


図5−4 バックアップ先の指定
  • バックアップ先ファイル名を指定する。
  • ここでは、/mnt/pub/debian0728.img
  • 「F5」キーを押す。


図5−5 オプション等指定画面
  • 圧縮方法、分割サイズなどの指定をする。
  • ここではそのまま「F5」キーを押す。


図5−6 バックアップ先
  • 「Partition description」の画面ではなにもせず、「OK」を押す。




図5−7 パーティション情報確認
  • バックアップされるパーティション情報が表示されるので「OK」を押す。


図5−8 バックアップ中
  • バックアップ作業が始まる。

図5−9 バックアップ完了
  • バックアップが終了すると「Success」表示が出るので、「OK」を押す。


(6)確認(リストアシミュレーション)

# partimage


      図6−1 リストアシミュレーション
  • バックアップが正常に終了したかの確認のため、「リストアシミュレーション」を実施するため、partimageコマンド投入。
  • 「Partition Image」画面が表示されるので、確認するパーティション、イメージファイルを指定し、「Restore partition from an image file」を選択し「F5」キーを押下する。


図6−2 オプション設定
  • リストアーオプション設定画面では、「Simulation of the restoration(nothing is written)」を選択する。
  • 「F5」キーを押下する。


図6−3 シミュレーションモード
  • シミュレーションモードであることを確認し、「OK」キーを押下する。


図6−4 パーティション情報確認
  • リストアシミュレーションされるパーティション情報が表示されるので「OK」を押す。


図6−5 シミュレーション中
  • リストアシミュレーションが開始される。

図6−6 完了
  • シミュレーション結果が表示。成功していれば「Success」と表示されるので、「OK」を押して完了。


 
更新履歴
2007.07

作成


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