WebminでFreeBSD(DNS)設定


(0)まえがき

  •  DNSサーバーBIND9は標準ではインストールしていないので、Packageからインストールする。その設定・起動方法について紹介。


(1)BINDのインストール

図1−1 パッケージ選択画面


  • BINDのパッケージからのインストールは、WebサーバーApacheと同様sysinstallから実施する。
  • 「DNS」ジャンルからBIND最新版パッケージ「bind94-9.4.2_1」を選択する。

図1−2 パッケージ確認画面


  • パッケージ名を確認しインストール。

(2)rndc設定
# mv /etc/namedb/named.conf /etc/namedb/named.conf.org

# rndc-confgen -a wrote key file "/etc/namedb/rndc.key"

# cat /etc/namedb/rndc.key > /etc/namedb/rndc.conf

# cat /etc/namedb/rndc.key > /etc/namedb/named.conf

# rm /etc/namedb/rndc.key

  • 制御キーを作成、設定する。
# vi /etc/namedb/rndc.conf

options {
     default-key "rndc-key";
     default-server 127.0.0.1;
     default-port 953;
};
Server 127.0.0.1 {
     key "rndc-key";
};


  • 最下行に左記を追加する。
# chmod 400 /etc/namedb/rndc.conf

# chmod 600 /etc/namedb/named.conf

# chown bind:wheel /etc/namedb/named.conf

  • アクセス権、所有者の設定を実施する。

(3)named.conf初期編集
# vi /etc/namedb/named.conf

controls {
    inet 127.0.0.1 port 953 allow { 127.0.0.1; } keys { "rndc-key"; };
};
options {
    version "unknown";
    directory "/etc/namedb";
    pid-file "/var/run/named/pid";
    dump-file "/var/dump/named_dump.db";
    statistics-file "/var/stats/named.stats";
    listen-on-v6 { none; };
    listen-on { localhost; localnets; };
    allow-query { localhost; localnets; };
    allow-recursion { localhost; localnets; };
    allow-transfer { localhost; localnets; };
    forwarders { 220.220.248.1; 220.220.248.9; };
};
view "internal"{
    match-clients { localnets; };
    recursion yes;

    zone "." IN {
       type hint; file "named.ca";
    };
};
  • named.confの最下行に左記を追加する。
  • viewはルートファイルのみ作成しておく。後はWebminにて設定。
(4)正引きゾーンデータベースの作成

図4−1 BIND DNSサーバ設定画面

  • Webminメニューフレームの「サーバ」→「BIND DNSサーバ」をクリックする。
  • 「BIND DNSサーバ」設定画面が現れるので下部「新規のマスターゾーンを作成」をクリックする。

図4−2 マスターゾーンの作成画面

  • 「マスターゾーンの作成」画面が現れるので「ゾーンタイプ」=「正引き」ラジオボタンチェック、「ドメイン名/ネットワーク」=「inohara.net」、「管理者のメールアドレス」=「kazuyoshi.inohara.net」を入力し「作成」ボタンをクリックする。
  • メールアドレスは"@"を使用せず"."を使用する。

図4−3 アドレスゾーン編集
  • 「マスターゾーンの編集」画面が開くので「アドレス」をクリックする。


図4−4 アドレスレコード作成

  • 「アドレスレコード」画面では、ホスト名とIPアドレスの対応を設定するが、まずドメイン名のみでも名前解決できるよう、「名前」=「inohara.net.」、「IPアドレス」=「192.168.0.14」を入力し、「作成」ボタンをクリックする。
  • サーバー自身のホスト名「名前」=「fmv.inohara.net.」、「IPアドレス」=「192.168.0.14」を入力し、「作成」ボタンをクリックする。

図4−5 アドレスレコード作成結果

  • アドレスレコード入力結果は図4−5のとおり。
  • 「レコードの種類に戻る」をクリック。


図4−6 ネームエイリアスの作成

  • 「ネームエイリアス」をクリックし、「ネームエイリアス レコード」編集画面が現れるので、wwwとftpの設定を行う。
  • 「名前」=「www.inohara.net.」、「本当の名前」=「fmv.inohara.net.」を入力し「作成」ボタンをクリック。
  • 「名前」=「ftp.inohara.net,」、「本当の名前」=「fmv.inohara.net.」を入力し「新規作成」ボタンをクリック。
  • 「レコードの種類に戻る」→「ゾーンリストに戻る」をクリック。

(5)逆引きゾーンデータベースの作成

  図5−1 マスターゾーンの作成画面

  • 「新規のマスターゾーンを作成」をクリックする。
  • 「マスターゾーンの作成」画面が現れるので「ゾーンタイプ」=「逆引き」ラジオボタンチェック、「ドメイン名/ネットワーク」=「192.168.0」、「管理者のメールアドレス」=「kazuyoshi.inohara.net」を入力し「作成」ボタンをクリックする。

     図5-2 逆引きアドレス編集

  • 「マスターゾーンの編集」画面が開くので「逆引きアドレス」をクリックする。


図5−3 逆引きアドレスレコード作成

  • 「逆引きアドレスレコード」画面では、IPアドレスとホスト名の対応を設定する。まず、「アドレス」=「192.168.0.14」、「ホスト名」=「inohara.net.」を入力し、「作成」ボタンをクリックする。
  • 「アドレス」=「192.168.0.14」、「ホスト名」=「fmv.inohara.net.」を入力し、「作成」ボタンをクリックする。

図5−4 逆引きアドレス作成結果

  • アドレスレコード入力結果は図5−4のとおり。

(6)lo逆引きゾーンデータベースの作成

図6−1 lo編集

  • 「新規のマスターゾーンを作成」をクリックする。
  • 「マスターゾーンの作成」画面が現れるので「ゾーンタイプ」=「逆引き」ラジオボタンチェック、「ドメイン名/ネットワーク」=「127.0.0」、「管理者のメールアドレス」=「kazuyoshi.inohara.net」を入力し「作成」ボタンをクリックする。
  • 「マスターゾーンの編集」画面が開くので「逆引きアドレス」をクリックする。

図6−2 逆引きアドレスレコード作成

  • 「逆引きアドレスレコード」画面では、IPアドレスとホスト名の対応を設定する。まず、「アドレス」=「127.0.0.1」、「ホスト名」=「localhost」を入力し、「作成」ボタンをクリックする。

図6−3 逆引きアドレス作成結果


  • アドレスレコード入力結果は図6−3のとおり。

(7)hostsファイルの変更

図7−1 ネットワークの設定画面

  • Webminメニューフレームの「ネットワーク」→「ネットワークの設定」をクリックする。

図7−2 ホストアドレス設定画面

  • 「ホストアドレス」をクリックすると「ホストアドレス」設定画面が現れるので「新規のホストアドレスを追加」をクリックする。


図7−3 ホストアドレス編集画面

  • 「IPアドレス」=「192.168.0.14」、「ホスト名」=「inohara.net」「fmv.inohara.net」と入力し「作成」ボタンをクリックする。
  • 「IPアドレス」=「127.0.0.1」、「ホスト名」=「localhost」「localhost.inohara.net」と入力し「作成」ボタンをクリックする。

図7−4 ホストアドレス編集結果

(8)DNSサーバー指定

図8−1 IPアドレス検索方法設定
  • Webminメニューフレームの「ネットワーク」→「ネットワークの設定」→「DNSクライアント」をクリックする。
  • 「DNSサーバ」に「127.0.0.1」を追加し「保存」ボタンをクリックする。

(9)DNSサーバー常時起動の設定

図9−1 システムの起動とシャットダウン画面
  • Webminメニューフレームの「システム」→「システムの起動とシャットダウン」をクリックする。
  • 「アクション」行の「named」をクリックする。

図9−2 アクションの編集画面
  • 「アクション編集」画面が表示されるので、下部「起動時に開始しますか?」のラジオボタン「はい」をチェックし、「保存」ボタンをクリックする。


 
更新履歴
2008.09 作成


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