WebサーバーApache2の設定


(0)まえがき

  • DebianGNU/Linux3.1のWebサーバーはApache2が標準インストールされる。apache2では設定ファイルhttpd.confを使用しないなど構成が大幅に変更されているので、Webminでの設定はできないため、手動でインストール、設定を行う。



(1)Defaultでの起動確認

  • サーバーアドレス http://192.168.0.6/を入力し、「あなたの予想に反して・・・」画面が表示されればWebサーバーが起動している。
  • URL欄はhttp://192.168.0.6/apache2-default/に変わっており、デフォルトで自動的にリダイレクトされる。



(2)Apache2の定義ファイル

  • Apache2の定義ファイルは/etc/apache2/ディレクトリ配下にあり、READMEファイルによれば主なファイル、ディレクトリは以下のとおり。
    • apache2.conf   : 全体設定用ファイル
    • httpd.conf     : 空ファイル(ダミーファイル)
    • ports.conf     : ポート番号設定ファイル
    • mods-available/ : モジュールファイル格納場所
    • mods-enabled/  : 使用するモジュールへのリンクファイルが格納されるディレクトリ
    • sites-available/  : サイト定義ファイルが格納されるディレクトリ
    • sites-enabled/  : 使用するサイトへのリンクファイルが格納されるディレクトリ


(3)定義ファイルの設定変更
  • Apache2では、Apache1系のようにhttpd.confファイルで全てを定義するのではなく、大きくは、Webサーバー全体を定義するapache2.confファイルと、個別のサイトを定義するファイルを格納するsites-available/ディレクトリの中から、適用する定義ファイルのリンクを格納するsites-enabled/ディレクトリで構成される。
  • デフォルトでは、サイト定義ファイルへのリンクとしてdefaultファイルを指定しているが、コピーしてinohara-serverとしてサイト定義ファイルを作成する。
  • defaultファイルからの変更点は以下のとおり。
    • ServerName www.inohara.net        #ファイルの先頭にサーバー名を追加
    • ServerAdmin kazuyoshi@inohara.net    #管理者メールアドレスの変更
    • Alias /doc/ "/usr/share/doc/"下部のアクセス可能ホストの追加
      • Allow from 192.16 127.0.0.0/255.0.0.0 ::1/128
    • Alias /icons/の追加(defaultファイルに欠落していたため)
      • Alias /icons/ "/usr/share/apache2/icons/"
        <Directory "/usr/share/apache2/icons/">
        Options Indexes MultiViews
        AllowOverride None
        Order allow,deny
        allow from all
        </Directory>
  • 全体定義用apache2.confファイルはほぼそのまま利用するが、当サイトではインデックスファイルとしてindex.htmを使用しているため、以下を追加変更する。
    • DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi index.pl index.php index.xhtml


(4)サイト定義ファイルの有効化
  • # a2dissite default               #defaultファイルへのリンク解除
  • # a2ensite inohara-server          #サイト定義ファイルinohara-serverへのリンク作成、有効化
  • # /etc/init.d/apache2 restart        #Webサーバーリスタート


 
更新履歴
2006.07
作成

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